[JST/JICA] 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
平成29年度 研究提案募集について(予告)
* JSTから周知依頼がありましたので、ここにご案内申し上げます.
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)は、 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)において、 平成29年度の研究提案を平成28年9月より募集する予定です。
【募集期間】 平成28年9月中旬~平成28年10月下旬予定
※最新情報は、随時ウェブサイトにて掲載いたします
http://www.jst.go.jp/global/koubo.html
本プログラムは、科学技術と外交を連携し、相互に発展させる 「科学技術外交」の強化の一環として、文部科学省・外務省の支援のもと、JSTと独立行政法人 国際協力機構(JICA)が連携して実施するものです。 開発途上国のニーズを基に、地球規模課題を対象とし、将来的な社会実装の 構想を有する国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進します。 本プログラムでは地球規模課題の解決および科学技術水準の向上につながる 新たな知見や技術を獲得することや、これらを通じたイノベーションの創出を 目的としています。 また、その国際共同研究を通じて開発途上国の自立的研究開発能力の向上と 課題解決に資する持続的活動体制の構築を図ります。
SATREPSはODAとの連携事業です。 相手国研究機関から相手国のODA担当省庁を通じ、 日本政府に対する技術協力要請が行われる必要があります。 技術協力要請書の締切(本邦外務省到着日)は公募期間と同じく10月下旬(予定)ですが、 相手国政府内での手続きにかなりの時間を要することがあります。 相手国での要請手順や所要日数等について、 相手国研究機関を通じて、所管省庁やODA担当省庁に早めに照会しておくことをお勧めします。
■公募概要
*応募要件: 日本国内の大学や研究機関、企業などに所属して、国際共同研究の研究代表者 としての責務を果たし、最初から最後まで国際共同研究に従事できること。
応募に際しては、JSTへの研究課題の応募とともに、相手国研究機関からも 相手国ODA担当省庁を通じて日本の外務省に技術協力要請を所定の期限までに 提出されることが必要です。
その他、責務等も記載していますので、公募要領をよく読んで応募してください。
*対象分野: 環境・エネルギー/生物資源/防災
(注) 感染症分野については、平成28年度より国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が公募を行っています。
感染症分野については、AMEDの公式サイト(http://www.amed.go.jp/program/list/03/01/035.html) をご参照ください。
*研究期間: 3~5年間
*予算規模: 1課題あたり、1億円程度/年
(内訳)JST:委託研究経費3,600万円程度/年(5年間で1.8億円以内)
JICA:ODA技術協力経費6,000万円程度/年(5年間で3億円以内)
■公募説明会 9月に公募説明会の実施を予定しております。 JSTとJICAより、本プログラムの概要、公募に関するご案内、 経費の枠組みなどについてご説明する予定です。
■お問い合わせ先
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
国際科学技術部SATREPSグループ
e-mail: global**jst.go.jp ***は@に変換してください.
電話: 03-5214-8085
担当:川﨑、株本、青木