第90回日本生化学会大会(ConBio2017)プレナリーレクチャーの動画を公開しました.

日本生化学会の会員のみなさん

 

日ごろ学会の活動にご理解・ご協力いただき感謝申し上げます。

さて、第90回生化学会大会(ConBio2017)では、下記の10名の先生方にプレナリーレクチャーをしていただきました。
これらは大会参加者限定で会期中から2018年2月10日までオンデマンド配信されておりましたが、本日(3月1日)より、日本生化学会ならびに日本分子生物学会のホームページ上で公開されました。

 

大会に参加されなかった方でも、どなたでもご覧いただくことが出来ます。
この機会にどうぞサイトにアクセスしてください。
https://vimeo.com/channels/jbsoc/videos

 

※この試みは大野茂男先生(第90回日本生化学会会頭)と篠原彰先生(第40回日本分子生物学会年会長)の多大なご尽力によるもので、貴重な講演動画が学会、学会員の財産とになりました。ここに感謝申し上げます。

 

講演日:2017年(平成29年)12月6日~9日 

講演者(講演日順)・講演タイトル

谷口 維紹 (東京大学生産技術研究所 炎症・免疫制御学社会連携研究部門)
免疫系の美徳と悪徳:炎症とがんの制御を担う自己由来分子の機能解析とその応用
Virtue and vice of the immune system: Self-derived molecules and molecular mechanisms that underlie the regulation of inflammation and cancer
本庶  佑 (京都大学高等研究院)
驚異の免疫力
Amazing Power of the Immune System
山中 伸弥 (京都大学iPS細胞研究所)
iPS細胞研究の現状と医療応用に向けた取り組み
Recent Progress in iPS Cell Research and Application
柳田 充弘  (沖縄科学技術大学院大学)
人の老化度を血液メタボライト分子で測定する
Blood metabolites as molecular measures of human aging
岸本 忠三  (大阪大学大学院生命機能研究科)
「IL-6の発見とIL-6受容体抗体の開発」-IL-6の炎症惹起作用と異常産生の分子機構-
Discovery of IL-6 and Development of Anti-IL-6R antibody
-Molecular mechanisms of its inflammatory activity and abnormal production -
審良 静男  (大阪大学WPI免疫学フロンティア研究センター)
各種病態にかかわるマクロファージ・単球サブセット
Macrophage/monocyte subsets involved in a variety of diseases
 坂口 志文  (大阪大学免疫学フロンティア研究センター)
制御性T細胞による免疫応答制御
Control of immune responses by regulatory T cells
田中 啓二 (東京都医学総合研究所)
プロテアソーム:構造と機能の概要
The proteasome: Overview of the structure and functions
大隅 良典  (東京工業大学科学技術創成研究院)
半世紀の研究を振り返って
Looking back on a half-century research career
遠藤    章 (バイオファーム研究所/東京農工大学)
スタチンの発見と開発
Discovery and development of statins