ペンシルバニア大学 佐々木恒太郎研究室 ポスドク・技術補佐員募集
当研究室ではヒトiPS細胞を用いたヒト精子の試験管内再構築系の確立を目標にし、ヒト生殖に革新をもたらす研究を行います。
その過程で胎生期におけるヒト生殖細胞分化とそれに付随するエピゲノム制御の理解、ヒト性腺発生機序の解明とその試験管内再構築を目指します。
特にゲノミクス、バイオインフォマティクスの経験のある博士号取得(見込)者を歓迎します。
詳細は研究室ホームページをご参照ください。
ペンシルバニア大学は米国屈指の名門校であるアイビーリーグのひとつとして知られています。大変充実した研究施設や共同研究体制が整備されており、優れた研究環境を提供できます。ペンシルバニア大学に隣接する全米最大のペンシルバニア小児病院 (CHOP)やペンシルバニア大学病院から非常に豊富な臨床サンプルが入手可能であり、性分化疾患や胚細胞腫瘍・性腺腫瘍などのサンプルを用いた研究も行っております。 またフィラデルフィアは全米で6位の人口を有する大都市ですが、物価が比較的安く、治安もよい住みやすい町として知られています。
待遇:応募者の経験ならびにNIHの規定に準じる
採用時期:2020年12月以降 最低3年は研究を継続できる方を希望
応募人数:1人
ご希望の方はCVを添付の上、下記までemailにてご連絡ください。また、質問等がありましたら、遠慮無くご連絡ください。
Kotaro Sasaki, M.D., Ph.D.
Assistant Professor,
Department of Biomedical Sciences,
University of Pennsylvania School of Veterinary Medicine
Department of Pathology and Laboratory Medicine,
University of Pennsylvania School of Medicine
Member, Institute for Regenerative Medicine, University of Pennsylvania
3800 Spruce Street, Philadelphia PA 19104
Email: ksasaki@upenn.edu
Twitter: https://twitter.com/sasaki_kotaro
[参考文献]
1. Nature Commun. 2020 in Press. Reconstitution of Prospermatogonial Specification In Vitro From Human Induced Pluripotent Stem Cells.
2. Dev Cell. 2016 39(2):169-185. The Germ Cell Fate of Cynomolgus Monkeys Is Specified in the Nascent Amnion.
3. Cell Stem Cell. 2015 17(2):178-94. Robust In Vitro Induction of Human Germ Cell Fate from Pluripotent Stem Cells.