1.【御報告】国際学術会議(International Science Council (ISC))の
次期会長に小谷元子連携会員が、副会長(財務担当)に白波瀬佐和子第一部
会員が選出
2.【文部科学省科学技術・学術政策局研究開発戦略課】
「令和3年版科学技術・イノベーション白書ポスター」の作成について
3.【推薦依頼】第7回食の新潟国際賞について
■——————————————————————–
【御報告】国際学術会議(International Science Council (ISC))の
次期会長に小谷元子連携会員が、副会長(財務担当)に白波瀬佐和子第一部
会員が選出
——————————————————————–■
10月14日、国際学術会議(International Science Council, ISC)の総会にお
いて、理事会選挙が行われた結果、小谷元子日本学術会議連携会員(東北大学
理事・副学長)が次期会長(President-Elect)に、白波瀬佐和子日本学術会
議第一部会員(東京大学大学院人文社会系研究科教授)が財務担当副会長
(Vice-President for Finance)に選出されました。
ISCの理事会は15名の役員で構成され3年の任期です。今回の理事会選挙は59
名が応募し、このうち34名が最終候補者リストに残り、選挙の結果14名が選出
されました(注)。最終選考は、次期会長ポストが2名の候補者、財務担当副
会長ポストが3名の候補者からそれぞれ選ばれました。
15名のうち5名(会長、次期会長、副会長3名)がオフィサーと呼ばれる中核
メンバーです。ISCの理事会役員に日本人が選出されたのは今回が初めてです。
(注):残りの1名は2018年7月の選挙で次期会長に選出済であり、この者が
2021年10月16日から会長になります。
※ISC(International Science Council: 国際学術会議)の概要
2018年7月、自然科学系の国際科学会議(ICSU)と社会科学系の国際社会科学
評議会(ISSC)が統合し、世界最大の学術団体としてISC
(International Science Council、国際学術会議)が誕生した組織。ISCはこ
の両団体の役割を統合させた世界的な学術団体で、140以上の国・地域アカデ
ミーと41の学術分野別団体から構成されている。
日本学術会議との関係では、旧ICSUで、1963 年に茅誠司会長(当時)がICSU
副会長を、1999-2002年吉川弘之会長(当時)がICSU会長を務めた。
また、2009-2011年は日本人女性としては初めて、黒田玲子会員がICSU副会
長を務めた。
ISC公式HP:
https://council.science/current/news/new-governing-board-2021/
日学HPトップニュース:
■——————————————————————–
【文部科学省科学技術・学術政策局研究開発戦略課】
「令和3年版科学技術・イノベーション白書ポスター」の作成について
——————————————————————–■
令和3年版科学技術・イノベーション白書で特集した「Society 5.0」を紹
介するポスターが完成しました。本ポスターは全国の教育委員会や科学館など
に配布させていただきました。
なお、本ポスターは文部科学省のホームページからもダウンロードいただけ
ます。また、ポスターの内容について、アニメーション動画や文部科学省職員
による解説動画も作成しておりますので、あわせてご覧ください。
このポスターが、未来社会のために科学技術・イノベーションが果たす役割
を考えるきっかけとなれば幸いです。
※令和3年版科学技術・イノベーション白書ポスターについて
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa202101/1421221_00022.html
※アニメーション動画はこちらからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=NpK08gtYihw
※文部科学省職員による解説動画はこちらからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ggS9VQLsMrQ
なお、本ポスターについてご質問等ございましたら、以下の連絡先までお問
い合わせください。
文部科学省 科学技術・学術政策局 研究開発戦略課 総括係
Mail:kagihaku@mext.go.jp
■——————————————————————–
【推薦依頼】第7回食の新潟国際賞について
——————————————————————–■
第7回食の新潟国際賞について、推薦依頼がありましたためお知らせいたし
ます。
会員・連携会員の皆様がご応募できる賞ですので、同賞にふさわしいと考え
られる功績について応募をご希望の方は、以下のホームページから直接ご応募
をお願いします。応募要領につきましては、以下のホームページでご確認くだ
さい。
○食の新潟国際賞:
世界において、食の量と質を高め、食を通じた健康増進や世界の人々の福祉
と平和に大きく貢献した人や活動に光をあて、顕彰し、世界の食の問題解決と
改善に寄与するために創設された賞です。
〆切は2021年12月24日(金)。
***********************************************************************
学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
***********************************************************************