第23回 男女共同参画シンポジウム
日本の科学技術力強化のためにすべきこと
趣旨:世界では、組織での真の多様性の増加が創造性や卓越性を高め、科学技術の発展やイノベーションにつながると認識されている。一方、我が国の科学技術系研究者の女性比率はOECD加盟国中最低にとどまっており、最近では男女を問わず博士課程まで進学する学生の減少が続いている。多様性が進まない我が国の科学技術分野に、次世代人材が魅力を感じていないのではないだろうか? この対策のために様々な機関で、Affirmative action(積極的格差是正措置)や博士人材支援がスタートしている。これらの意義を正しく理解し、私たち化学者のすべきことについて考える。
日時:2023年3月4日(土)13時00分~16時00分
形式:オンライン(Zoomウェビナー)
主催:日本化学会 男女共同参画推進委員会
プログラム:敬称略 質疑応答含む
1.13:00-13:10 開会挨拶・趣旨説明(日本化学会 男女共同参画推進委員会 委員長)北川尚美
2.13:10-13:40 講演1 なぜ,我が国の女性研究者は増えないのか? 人事の問題(男女共同参画学協会連絡会 提言・要望書WG, 京都大学名誉教授, 京都大学特任教授)裏出令子
3.13:40-14:10 講演2 全国初の女子大工学部の目指すもの(奈良女子大学 工学部長)藤田盟児
4.14:10-14:40 講演3 東北大学工学研究科のDEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進プロジェクト(東北大学 工学研究科長補佐)北川尚美
- 14:40-14:50 休憩 -
5.14:50-15:20 講演4 日本の社会・産業をリードする化学系博士人材の未来(日本学術会議第三部会員, (株)住化技術情報センター 代表取締役)関根千津
6.15:20-15:50 女性化学者奨励賞受賞者紹介
1)ミクロ固液界面を反応場にした高機能環境材料の開発(原子力機構)関根由莉奈
2)水・ミセル間分子輸送の理解と微量生化学分析への応用(東北大学)福山真央
7.15:50-16:00 閉会挨拶(日本化学会 男女共同参画推進委員会 副委員長)三浦佳子
参加費:無料
申込締切:2023年3月1日(水)
「オンライン講演利用規約」に同意のうえお申込み下さい(申込みにより同意とみなします)。
https://www.csj.jp/festa/2021/document/The_Terms_of_use_for_online_lecture.pdf
申込者本人のみの視聴(URL転送不可)とし、内容の録音・録画は禁止します。資料は投影のみ。
連絡先 日本化学会男女共同参画推進委員会 danjo@chemistry.or.jp
申込先 https://zoom.us/webinar/register/WN_oK95zMZzRt6j84nHbOs6CQ