千里ライフサイエンス技術講習会(第73回)「空間オミクス解析に関する技術講習」
【日時】技術講習:2024年6月27日(木)13:00~14:30
実技講習:2024年6月27日(木)14:40~16:40
【会場】千里ライフサイエンスセンタービル5階 山村雄一記念ライフホール
(大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行、大阪モノレール 千里中央駅下車)
【コーディネーター】
沖 真弥 熊本大学 生命資源研究・支援センター 機能ゲノミクス分野 教授
富松 航佑 九州大学 生体防御医学研究所 トランスクリプトミクス分野 助教
【開催趣旨】
近年の空間オミクス技術の発展により、RNAやタンパク質の空間的な分布を網羅的に解析することが可能になった。この数年でさまざまな技術が開発されているが、目的に合った技術を選択するには空間解像度、検出深度、操作性、コストなどの正しい理解が必要である。本講習会では、まず種々の空間オミクス技術について概説し、その上で国産技術であるPIC(局所領域に対する高深度RNA-seq技術)とseqIF(細胞状態を高解像で捉える連続免染技術)の原理と実践方法を紹介する。
【プログラム】
技術講習 13:00~14:30
・「PIC: 局所領域に対する高深度RNA-seq技術」
熊本大学 生命資源研究・支援センター 機能ゲノミクス分野 教授 沖 真弥
・「seqIF: 細胞状態を高解像で捉える連続免染技術」
九州大学 生体防御医学研究所 トランスクリプトミクス分野 助教 富松 航佑
実技講習 14:40~16:40
・「PICのトリセツ: 共同研究として実施する」
熊本大学 生命資源研究・支援センター 機能ゲノミクス分野 教授 沖 真弥
・「脳オルガノイドのPIC RNA-seq」
名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野/
University of California, Rady Children’s Institute for Genomic Medicine
臨床研究医 中村 勇治
・「小型魚類モデルを用いた細胞老化・個体老化研究にPICを利用する」
大阪大学 微生物病研究所 環境応答研究部門 教授 石谷 太
・「seqIFのトリセツ: DIYで実施する」
九州大学 生体防御医学研究所 トランスクリプトミクス分野 助教 富松 航佑
・パネルディスカッション
終了後、会場前にて交流会(名刺交換会)を実施いたします(~17:30を予定)
【定員・参加費】100名・無料(先着順、要事前申し込み)
【申込方法】当財団ウエブサイトから6月20日(木)までにお申し込みください
https://www.senri-life.or.jp/event_upcoming/technical/
【主催】公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団