千里ライフサイエンスセミナーⅤ2『発達障害の病態解明へ:基礎と臨床をつなぐ研究最前線』

1.日時:2023年7月20日(木)10:30~16:20(WEB配信併用)

2.場所:千里ライフサイエンスセンタービル 5F 山村雄一記念ライフホール
     (大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行 千里中央駅 北口すぐ)

3.コーディネーター  
川人 光男 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)脳情報通信総合研究所 所長
石田 綾  理化学研究所 脳神経科学研究センター 脳発達病態研究チーム チームリーダー

4.開催趣旨:
自閉スペクトラム症を代表とする発達障害は、社会的コミュニケーションの困難、限定的な興味やこだわり行動を特徴とし、約100人に1人に認められるとされる。頻度が高く増加傾向にあるため、病態を理解し支援につなげることが、ますます求められている。
本シンポジウムでは、発達障害の病態に迫る基礎・臨床研究の最前線を紹介する。
動物・細胞モデルから得られた基礎的知見と、大規模データベースの構築と人工知能技術の適用も含めて、臨床現場から明らかになった最新知見を紹介し、残された今後の課題についても議論したい。

5.プログラム(演題および演者) 
10:30-10:35 挨拶 
 審良 静男 千里ライフサイエンス振興財団 理事長
10:35-10:50 はじめに 
 川人 光男 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)脳情報通信総合研究所 所長
10:50-11:30 「マウス・細胞モデルからの発達障害の病態解明」
 内匠 透  神戸大学大学院医学研究科 生理学分野 教授
11:30-12:10 「発達障害の理解に向けて:分子と行動を繋ぐアプローチ」
 石田 綾  理化学研究所 脳神経科学研究センター 脳発達病態研究チーム チームリーダー
-昼食-
13:20-14:00 「マウスにおける養育・社会行動のオキシトシンによる制御」
 宮道 和成 理化学研究所 生命機能科学研究センター 比較コネクトミクス研究チーム チームリーダー
14:00-14:40 「脳回路マーカーからみる発達障害:疾患横断性と異種性の理解に向けて」
 橋本 龍一郎 東京都立大学人文社会学部人文科学研究科 教授
  昭和大学発達障害医療研究所 客員教授
-休憩-
14:50-15:30 「社会的コミュニケーションの障害の分子病態解明と治療薬開発」
 山末 英典 浜松医科大学精神医学講座 教授
15:30-16:10 「発達障害の臨床から病態解明に迫る-大人の発達障害の本質は何か-」
 加藤 進昌 公益財団法人神経研究所 理事長、東京大学・昭和大学名誉教授
16:10-16:20 おわりに
 石田 綾  理化学研究所 脳神経科学研究センター 脳発達病態研究チーム チームリーダー

*会終了後、交流会(名刺交換会)を開催します。是非、会場にお越し下さい。

6.参加費:無料

7.定員:100名(WEB配信500名)要事前申込

8.申込方法:参加希望者は、当財団のホームベージの「参加申込・受付フォーム」から7月17日(月)までにお申込み下さい。
https://www.senri-life.or.jp
定員になり次第締め切ります。

9.主催:公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団