** 日本学術会議ニュース ** No.895** 

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1.【開催案内】

   公開シンポジウム「脳組織を人工的につくることの意味を考える

          ~科学者と哲学・倫理学・宗教学者の対話から~」

2.【御案内】第24回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞について

 

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【開催案内】

 公開シンポジウム「脳組織を人工的につくることの意味を考える

        ~科学者と哲学・倫理学・宗教学者の対話から~」

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【主催】日本学術会議哲学委員会

【共催】日本哲学系諸学会連合、日本宗教研究諸学会連合、日本再生医療学会、

科学研究費補助金「日本の生命医科学におけるオンラインベースの患者・市民

の研究参画の研究」(21K00243)

【日時】2024年10月26日(土)14:00~17:00

【場所】オンライン開催

【参加費】無料

【定員】第一部 500人、第二部 50人

【事前申込み】要 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc8QI9V47sz96G2d3CGmwfSCrHm5xIZb4Hw6X5vQu2ccagnvg/viewform?usp=sf_link

【開催趣旨】

 ヒトのiPS細胞やES細胞から脳組織を人工的につくる脳オルガノイド研究が

大きく発展しています。脳オルガノイド研究は、神経の発生プロセスについて

の基礎研究の進展や、神経関連疾患の原因解明や創薬の開発への利用が期待さ

れています。しかしもう一方で、脳組織を人工的に作ることをめぐって、多く

の倫理的問題が指摘されています。さらに、動物とヒトの細胞が混在するキメ

ラを作ることも可能になり、ヒトの脳を持つ動物が作られる可能性も出てきて

います。

 医学・生命科学を発展させ、人類に大きな利益をもたらしうると同時に、さ

まざまな倫理的課題を提起するこれらの研究について、私たちはどう考えれば

よいのでしょうか。本シンポジウムでは、脳オルガノイド研究の最前線で研究

に従事している科学者、生命をめぐる問題について倫理学・哲学・宗教学から

アプローチしている研究者とともに、脳組織を人工的につくることの意味につ

いて多角的に検討します。

 第一部では、講師による話題提供とパネルディスカッションを行います。第

二部では、今回のテーマについてより深く考えてみたい参加者のみなさんを対

象に、講師と参加者のあいだで対話します。ふるってご参加ください。

【プログラム】https://www.scj.go.jp/ja/event/2024/370-s-1026.html

【問い合わせ先】

日本宗教研究諸学会連合事務局

メールアドレス: office.jfssr2008(a)gmail.com ※(a)を@にしてお送りください。

 

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【御案内】第24回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞について

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第24回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞について、候補業績募集の案

内がありましたのでお知らせいたします。応募資格に該当する皆様がご応募で

きる賞ですので、同賞にふさわしいと考えられる業績について応募をご希望の

方は、以下のホームページから直接ご応募をお願いします。応募要領につきま

しては、以下のホームページでご確認ください。

 

○グリーン・サステイナブル ケミストリー賞:人と環境にやさしく、持続可能

な社会の発展を支える化学であるグリーン・サステイナブル ケミストリーの推

進に貢献した業績を顕彰する賞です。

 

応募〆切:2024年11月15日(金)17:00 厳守

https://www.jaci.or.jp/gscn/page_03.html

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